G・DEFEND(34)
(森本秀/いちラキ/冬水社(2008/10/20))
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新刊です☆……と喜びたいトコですが。
なんと、今巻(2008年10月刊行分)から、口絵カラーが廃止されてしまいました(/_;)。
原油高騰による印刷費値上げの余波から苦渋の決断、だそうですが、やっぱり寂しい……。
えー、しっかり描き下ろしが定着したG・DEFENDですが、今回は「こうきたか!」と叫んでしまいました。
や、いつかくるとは思ってたんですが、思ったより早かったですね。
いえ、もう34巻にもなるのに……とは思いますが、それでもなんか「早いなぁ」と思ってしまって。
ただ、タイトルの「ありがとう」、この一言がすべてを物語ってる気がします。
おめでとう! よかったね!o(^o^)o>岩瀬&石川
そうそう、岩瀬ファミリーのうちお母さんだけが未出だったんですが、なんとなく、想像以上にぴったりなお母さんでした。
やっぱ、岩瀬家の女性は強い!(笑)
続いて後日談?の54th「if」。いやーもう、メッチャクチャ受けました(笑)。
にしても、なんで童話ネタ?(^^;)>宇崎
お后さまがクロウってのもメチャはまり役ですが、魔法の鏡が浅野ってのがなんとも。
嘘をつくと割れちゃうのに、嘘(浅野にとってはホント)ついて、割れて人間に戻って……ってラブ話なのが、クロウらしいとゆーからしくないとゆーか(^^;)。
あ、でも、なんでかちゃんとパティシエエプロンしてんのね(笑)>浅野
一番意外だったのは石川の王様! なんで王様? しかも、このネタは「眠り姫」でしょ?
だって、石川の寝てるベッド、どっからどう見ても「お姫様仕様」なんですもん(笑)。
後日談その2「scoop」のラスト。いったいどんな写真だったんだろ? うー、見たかった!
さて、そんなこんなの今巻、なにがよかったって、岩瀬の言ったこのセリフです。
悠さんを守るなら 自分も死ねないって思ったんだ
俺は 悠さんに生かされているんだ
これですっ! これなんですっ!o(^o^)o
愛する人を守っても、守りきることができても、いなくなったり死んじゃったら、全っ然意味がないのっ!
それじゃ、決して守ったことにも、守りきったことにもならない。
何があってもどんなことをしても、そばにいて、一緒に生きて、ふたり一緒に幸せにならなきゃ、意味ないの!
これが欠けてるお話は、本当の意味ではラブストーリーじゃないの。
一番大事なこのことを、なんでかないがしろにするお話が多すぎるっ……(/_;)
次巻は3月ですか……あーあ、待ち遠しいなぁ……。
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