映画:そして春風にささやいて
《ごとうしのぶ/ルビー文庫/角川書店(2008/4/25)》
※原作既刊についてはこちらをご覧ください☆
……買ってしまいました(^^;)。
えー、だってねぇ。都内1館だけ、しかもレイトショーのみ上映だなんて、普通の会社員には観られませんよぉ。
だから、ほんっっっっとに原作だけで買いました。
で、なんでメイキングまで買ってるかっつったら……まぁ、セット特典がおいしかったので……(^^;)。
しかし、しかし。
劇場に観に行かなくて、ほんっっっっっっとに良かった……。
や、マジに客席で悶え死んでました、たぶん。うん。
やっぱ実写は無理がありますって~~~~(泣)。
本気で、早送りしないと観てらんなかったもん……しくしく。
まぁ、雑誌で紹介ページ見たときから、イヤな予感はしてたんですが。
百歩譲ってギイと託生はよしとします。だけど、利久と吉沢と高林と野崎は……‥‥‥・・・orz。
特に勝手に恋敵の高林泉は、もっと小柄でふわふわの美少年にしてほしかった!
や、キャスティングの選べる年齢的に無理だろうけどさぁ……(-_-;)。
意外にもイメージ百点満点だったのは赤池章三かな?
いやもうおおやさんのイラストそっくりですっごくビックリした!o(^o^)o
彼だけでも観る価値はあった、と思ってしまいました。はい(笑)。
あと、なんつっても言いたい。
「脚本家出てこいっ!!!!o(T^T)o」
「餓死しようと凍死しようとかまやしない」も、
「奇跡のレインボーヴォイス」も、
「好きな相手に手も出せずに平気な男がいるもんか!」も、
「おかげで理性がふっ飛んじまった」も、
お気に入りのセリフがぜぇ~んぶカット…….・゚゚(/д`)゚゚・.……あんまりだ。
だいたい、音楽堂じゃキスはないし託生のピアノもない。
それに、ギイはアメリカ人なのよ、アメリカ人!
スキンシップ大好きのアメリカ人!
なのに、それができなくてせつなそうにするギイがいいのにぃ……。
仕草や動作がまんま日本人じゃんか……orz
それに、託生は意外とふてぶてしいしキツイ顔するはずなのよね。
一年生の彼は問題児で、キラワレ者だったんだから。
それと、ストラディバリウスをあんな簡素なケースに入れていーんですか?(^^;)
(や、それはそれでギイらしいけど……(^^;))
あ、バイオリンといえば、大事な左手がまったく指が動いてませんでした(笑)。
右手だけ弓引いてたって、ねぇ……(^^;)。
あと、ラストのキスシーン、抱きしめるくらいしてくれ~~~。
はっきり抱きしめてんのって、雨の中で託生がギイを後ろから抱きしめたくらいじゃないか~~。
逆だよ逆~~~~ぅo(T^T)o
……えー、と、数え上げるときりがないんですが。
でもね、これらもろもろ(^^;)を除いては、思ってたよりよくできた映画でした(^^)v
まぁ、誰が言ったか、映像化は不可能とまで言われた作品ですしね。
現実の人間が演じた作品としては、よかったんじゃないかと思います。
ギイのせつなさがちゃんと伝わったのは、よかったし☆
最後に、DVDには予告編が収録されてるんですが……これ、映画館でやったんだよね?
いったい、どんな人が観たのやら?(^^;)
最近のコメント