« コミック「竜の遺言(9)」 | トップページ | いつのまにか満開(^^;) »

2005/04/16

月面基地の適地発見

 ↑今日の携帯版「The News」(海外版)に記事が載ってたのでPC版記事を探してみました。
月面基地の適地発見 米研究所「常に太陽、温度が安定」

 なんというか、今さら、って感じがしました。
 月面基地なんて想定されて久しいのに、まだ建設予定地さえ見つけてなかったのかと思って。

 日照が途切れないと太陽エネルギーが安定確保できる。また昼夜で表面温度が二八〇度も違う月の赤道と比べ、今回の好適地は零下五〇度前後で安定している

 ま、確かに(^^;)。エネルギー補給と建物の傷みは死活問題ですからね。
 太陽が常に地平線ぎりぎりに見えるってことは、常に白夜状態ってことでしょうか。
 でも、天体観測的にはどうなのかなぁ。
 というのも、私、昨年時刊新聞社員誌に掲載したお話には、敢えて基地の位置を極地にはおかなかったんですよね。
 大気がない月面では、大気による光の拡散がないため、昼でも空は暗黒です。なので、月面で見る太陽は地球とは比べものにならないくらい明るく見えるといいます。
 ということは、天体観測には不向きって思うんですよ。
 たとえば望遠鏡を設置するにしても、せっかく視覚的に見える場所に置くんですから、電波望遠鏡だけなんて寂しいじゃないですか。
 だから、極地にはエネルギー補給の太陽電池施設を設置して、基地本体は「夜」になるところに置いたんですけど。
 だいたい、いつも白夜状態にある場所に基地を置くと言うことは、逆を言えば、地球に正対しない時間帯ができる、ってことですよね。それって地球と交信不能の時間ができるってことじゃないのかなぁ。ただでさえ太陽黒点の磁場影響があるはずなのに。

 まぁ人類初の地球外基地ですから、なにより施設の存続維持を図るのは当然だとは思いますけど……。
 な~んか納得出来ないのは、SFファンのサガかなぁ?

|

« コミック「竜の遺言(9)」 | トップページ | いつのまにか満開(^^;) »

ニュース」カテゴリの記事

SF」カテゴリの記事

コメント

月を舞台にしたSFも最近はあまりありませんが(小川一水の第六大陸があったか)、伝統的な月面基地は月の裏側でしょう。そうしないと「月は地獄だ」ができないじゃぁないか。
それはおいとくとして、月面基地の目的というか用途を考えないと、どのような環境に置くのかが決まりませんね。電波望遠鏡を置くとすれば、人類が発するノイズに影響されにくい裏側が良いのでしょうが、単なる長期滞在が目的であれば環境が一定しているところが良いのでしょう。
SF的には、話が作れる環境が一番ですかね。

投稿: なかむら | 2005/04/17 午前 12時34分

 話が作れる環境……というか、逆説的ですが、私の話はネタ(笑)的にそこでないとならなかった、という部分があります。
 ロジックというほどでもありませんが、必然ではありました。
 でも、それを抜きにしても、星空好きの私としては、やっぱり延々白夜の場所はイヤですねぇ。
 せっかく太陽光にも大気の揺らぎにも邪魔されずに満天の星が見られる場所なんですもん!

投稿: 速水 | 2005/04/30 午前 12時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 月面基地の適地発見:

« コミック「竜の遺言(9)」 | トップページ | いつのまにか満開(^^;) »